Skanaũs!
日本語のあの一言
いただきます、よろしく、お疲れ様、大丈夫です。リトアニア語にそのまま訳せない一言の代わりに、リトアニアの人が何と言うか。
いただきます
リトアニアには、食べる前に自分で言う「いただきます」にあたる言葉はありません。かわりに、料理を出した人や一緒に食べる人が、ほかの人に Skanaũs!(おいしく召し上がれ)と声をかけます。言われたら Ãčiū! と答えて食べはじめます。
スカナウス
食卓でいちばんよく聞く一言です。自分にではなく、一緒に食べる人に向けて言います。
Àš gáunu.
「いただきます」を「受け取ります」と訳しても、食卓では何のことか伝わりません。
ごちそうさま
食べ終わったら、料理を作ってくれた人に顔を見てお礼を言います。招かれた家では、帰るときに料理とおもてなしへのお礼を言います。
アーチュー
Dė̃kui! でもかまいません。
ラバイ・アーチュー・ウジュ・ヴァイシェス
váišės は、お客のために用意した料理とおもてなしのことです。「お世話になりました」に近い一言です。
ラバイ・アーチュー・ウジュ・ヴァイシェス・ヴィスカス・ブヴォ・ラバイ・スカヌ
ごちそうさまでした。全部とてもおいしかったです。
ジャウギュオシ・カト・アテーヨテ
来てくださってうれしかったです。
よろしく
「よろしくお願いします」の「よろしく」にあたる言葉は、リトアニア語にはありません。初対面なら「お会いできてうれしいです」と言い、頼みごとのあとならお礼を言います。
マロヌ・スシパジンティ
「お知り合いになれてうれしいです」という意味です。
Prašaũ manè globóti.
「面倒を見てください」と訳すと、困っている人が助けを求めているように聞こえます。
知り合いの家族や友だちに。よく知らない人の家族には言いません。
お疲れ様
リトアニア語には「お疲れ様」にあたる言葉がありません。仕事を終えて帰るときは、ふつうに別れのあいさつをします。まだ働いている人には、仕事がうまくいくように声をかけます。
ヴィソ・ゲーロ
ゲーロ・サヴァイドガリョ
トゥ・ダル・ディルプシ・ティク・ネペルシディルプク
残って働く同僚に、少しからかうように。nepérsidirbk は「働きすぎないで」という意味です。
ダル・トルプティ・イル・エイヌ
もうちょっとしたら帰るよ。
ティク・ネペルシディルプク・イキ・リトーヤウス
無理しないでね。お先に、また明日。
お先に失礼します
決まった時間に帰るのに、謝る必要はありません。一言声をかけて Ikì rytójaus! とあいさつすれば十分です。
お邪魔します
招かれた家に入るときは、「お邪魔します」ではなく、ふつうのあいさつをします。帰るときも謝らず、Labaĩ ãčiū už váišes. とお礼を言います。
スヴェイキ
親しい相手一人なら Lãbas! です。
Atsiprašaũ, kad trukdaũ.
招いてくれた人に「邪魔してすみません」と言うと、来たのが迷惑だったように聞こえます。
仕事中の人を本当に邪魔するときだけに使います。
ウジェイキテ
招いてくれたお返しに。夫婦など二人以上には ateĩkite です。
アーチュー・カト・アテヤイ
来てくれてありがとう。
キタ・カルタ・アテイク・パス・ムス
今度はうちに来てね。
つまらないものですが
リトアニアでは、贈り物をわざと低く言って渡すことはしません。何を、どこから持ってきたのかを言って渡します。旅から持ち帰るおみやげは lauktùvės といい、外国から戻った人は持ってくるものと思われています。もらった人は、たいていその場で開けます。
Taĩ niẽko ver̃tas dáiktas.
「価値のないものです」と言うと、なぜそんなものを持ってきたのかと思われます。
オーイ・ネレイケーヨ
喜んで受け取るときの決まり文句で、本当に困っているわけではありません。
「つまらないものですが」の代わりに、相手が喜ぶことを願う一言を添えます。Jūs で話す相手には táu を jùms にします。
ラーバス・ウジェイク
いらっしゃい、入って。
オーイ・ネレイケーヨ・ガリュ・アティダリーティ
わあ、気を遣わなくてよかったのに。開けてもいい?
ジノマ・タイ・ヤポニシュキ・サルダイネイ
もちろん。日本のお菓子だよ。
カイプ・グラジュ・ラバイ・アーチュー
きれい!どうもありがとう。
行ってきます・ただいま・おかえり
家族が出かけるときや帰ってきたときの決まったあいさつはなく、そのときどきに思ったことを言います。長い旅や外国から帰ってきた人を迎えるときと、旅に出る人を送るときには、決まった言葉があります。
スヴェイカ・スグリージュシ
tu で話す一人に。男性には Sveĩkas sugrį̃žęs!、女性には Sveikà sugrį̃žusi! です。
旅から帰った友だちに、Sveĩkas sugrį̃žęs! のすぐあとに。pãsakok は「話して」という意味です。
大丈夫です・結構です
断るときの「大丈夫です」「結構です」は、はっきり Nè で始めます。Geraĩ や Puikù と言うと、「はい」の意味に取られます。
喜んで
ミエライ
コーヒーや食事を勧められて、受けるときに。
お待たせしました
リトアニア語では、待ってくれたことにお礼を言うこともよくあります。お店の「いらっしゃいませ」にあたる決まった言葉もなく、店員はふつうに Labà dienà! とあいさつします。
「待ってくれてありがとう」という意味です。お店では Dėkóju, kad paláukėte. をよく聞きます。
Atsiprašaũ, kad láukėte.
「あなたが待ったことをすみません」という不自然な文になります。
ミヌテーレ
失礼します
アル・ガーリマ
「入ってもいいですか」という意味で、事務所や先生の部屋に入るときに。
しょうがない
ニエコ・ネパダリーシ
変えられないことを受け入れるときに。
おかげさまで
アーチュー・ディエヴイ
「神様のおかげで」という意味で、心配ごとが無事に終わったときに。
ちょっと…
誘いを断るとき、「ちょっと…」のように言いかけでは終わらせず、はっきり断ります。
ガル・キタ・カルタ