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title: "リトアニア語の l と r、v と b の発音 – Kotoba"
canonical_url: "https://ja.kotoba.lt/pamokos/abecele/nera-japoniskai"
cover: "https://ja.kotoba.lt/og/pamokos/abecele/nera-japoniskai.png?v=52748b44"
source: "Kotoba, Japanese–Lithuanian dictionary (kotoba.lt)"
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# 日本語にない子音

l r v f

日本語では一つの音でも、リトアニア語の l と r、v と b は別の音です。入れかえると、別の言葉になります。このレッスンからは、カタカナなしで読みます。

## おさらい

前のレッスンの、ローマ字と読み方が違う文字と、単語の終わりの濁音を聞き分けましょう。

## カタカナでは書き分けられない音

日本語のラ行は、舌先で上の歯ぐきを一度だけはじく音です。リトアニア語には、これに近い音が l と r の二つあります。カタカナで書くと、どちらもラ行になってしまいます。

v と b も同じです。カタカナでは v をブやヴと書きますが、読むときはどちらも b の音です。リトアニア語では、kalbà（言語）と kalvà（丘）のように、v と b で別の言葉になります。

ここから先は、つづりと音だけで読みます。耳で聞いて、文字で覚えてください。

## 巻き舌の r

r は、舌先を上の歯ぐきの近くで何度も震わせる、巻き舌の音です。べらんめえ口調の「ら」と同じです。rãtas（車輪）、rýtas（朝）、rõžė（バラ）の r です。

巻き舌ができなければ、舌の力を抜いてください。電話の呼び出し音の「プルルル」をまねて、舌先を震わせてみましょう。息を強く当てると、舌が震えやすくなります。

巻き舌の r は、日本語のラ行とも l とも違って聞こえます。r をしっかり震わせれば、l との区別はむしろ楽になります。

ただし、速い会話では、母音にはさまれた r が一回はじくだけになることがよくあります。そのときは日本語の「ら」に近く、l とまぎらわしくなります。

## 舌をつけたままの l

l は、舌先を上の歯の裏にぴたりとつけて出す音です。声は、舌の両わきから出ます。はじかずに、つけたままにします。

a、o、u の前の l は、舌の奥を下げた、こもった太い音になります。lãpas（葉）、lóva（ベッド）、lū́pa（唇）の l です。「う」や「お」の響きが少し混じったように聞こえます。

i や e の前の l は、反対に細く明るい音になります。これは次のレッスンのやわらかい子音で扱います。

- **r** 舌先を何度も震わせる巻き舌の音です。rãtas（車輪）の r です。 l は舌をつけたまま、r は舌先を震わせます。 速い会話で母音にはさまれると、一回はじくだけになることがあります。
- **l** 舌先を上の前歯の裏につけたまま、はじかずに出す音です。lãpas（葉）の l です。 日本語のラ行のように舌ではじくと、r に聞こえてしまいます。 a、o、u の前では、舌の奥を下げた太い音になります。
- **v** 下くちびるを上の前歯に軽く当てて出す音です。vanduõ（水）の v です。 上下のくちびるを合わせると b になります。 英語の v ほど強くこすらず、軽く当てるだけで十分です。
- **f** 下くちびるを上の前歯に当てて、息だけで出す音です。fãbrikas（工場）の f です。 日本語の「ふ」は上下のくちびるの間から息を出しますが、f は歯とくちびるの間から出します。おもに外来語に出てきます。

## l と r を聞き分ける

最初の音だけが違う組から始めましょう。r は震え、l は震えません。

lýti と lė̃kti の l は、i や ė の前なので細く明るい音です。それでも、舌をつけたまま、はじかないのは同じです。

- lýti  „（雨が）降る“ / rýti  „飲み込む“
- lė̃kti  „飛ぶ“ / rė̃kti  „叫ぶ“
- lángas  „窓“ / rángas  „階級“
- lankà  „川辺の草地“ / rankà  „手“
- gãlas  „端、終わり“ / gãras  „蒸気“

最後の gãlas（端）と gãras（蒸気）は、母音にはさまれた l と r です。いちばん聞き分けにくい組です。r が一回はじくだけでも、l は舌をつけたまま伸びるように聞こえます。

## v と b を聞き分ける

v は下くちびると歯、b は上下のくちびるです。鏡を見ながら言ってみると、違いがよくわかります。

- kalbà  „言語“ / kalvà  „丘“
- vãdas  „指導者“ / bãdas  „飢え“

## 読める単語

laĩkas の ai、vanduõ の uo は、二つの母音を一つの音節にまとめて読みます。vil̃kas では、i と l をまとめて強く読みます。

- lãpas  „葉“
- lóva  „ベッド“
- laĩkas  „時間“
- lū́pa  „唇“
- rãtas  „車輪“
- rýtas  „朝“
- rõžė  „バラ“
- várna  „カラス“
- vanduõ  „水“
- vė́jas  „風“
- vil̃kas  „オオカミ“
- kavà  „コーヒー“
- kavìnė  „カフェ“
- fãbrikas  „工場“
- fìzika  „物理学“
- telefònas  „電話“

## 読む練習

- Rýtas. Lỹja. . 朝。雨が降っています。
- Ant stógo tùpi várna. . 屋根の上に、カラスがとまっています。
- Vė́jas nẽša lapùs. . 風が葉を運んでいきます。
- Telefònas tỹli. . 電話は鳴りません。

## まとめのテスト

テストはこのページの最後にあります。

[ローマ字と読み方が違う文字](https://ja.kotoba.lt/pamokos/abecele/romaji-skirtumai) · [やわらかい子音](https://ja.kotoba.lt/pamokos/abecele/minkstieji) · [リトアニア語の発音入門](https://ja.kotoba.lt/pamokos/abecele)

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Source: Kotoba, Japanese–Lithuanian dictionary — https://ja.kotoba.lt/pamokos/abecele/nera-japoniskai
Cite as: [リトアニア語の l と r、v と b の発音 | Kotoba.lt](https://ja.kotoba.lt/pamokos/abecele/nera-japoniskai)
